たまごのからむ記

たまごの殻を破るように毎日新しい今日を生きる。

1冊の学習書がなかなか終えられない場合の解決策

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~いざ勉強!と思って学習書を購入したけど全然進まない~

・やりたいと思って始めたはずなのになかなか腰が上がらない
・こんなに分厚い本、本当にできるのかなと不安になる
・自分のレベルが低すぎて途方にくれてモチベーションが上がらない

自分でやりたいからやってるハズなのに勉強って軌道に乗ってくるまでは
モチベーションを上げることがまず難しいですよね。
でもここであきらめてはもったいない。
スタート地点に立っただけでも大きな一歩なのだから、
なんとかその先へ進みたいですよね。

今日はこんな時にテンション上げてサクサク勉強を進めるための
ちょっと変わった勉強法を提案します。


今日の記事のポイント
・1冊がダメなら2冊以上を同時進行してみよう
・必ずメインの1冊を決めよう
・複数冊同時進行の注意点とメリット
・あえて別の予定を入れてみよう


基本的に学習は計画を持って進めるのが第一です。
一日何ページ進めるとか、この一冊をいつまでに終わらせるとか、
まずは計画を立てることが必要になるのですが、
無理のない計画を立てたにも関わらずモチベーションが上がらず、
ついダラダラ勉強してしまい計画通りすすめられないなんて経験をした人は多いはず。

とくにまだ初学段階にある場合、学習内容がどうしても単調で面白くないので
こういった悩みを抱えがちですよね。


英語学習で言うと、最初に英文法を学ぶ段階。

英語のルールをただひたすら1~10まで頭に入れていく作業と
英語をペラペラ上手に話せるようになるという最終目標のイメージとの乖離が大きすぎて
現実味がなくテンションが下がります。

私もつい先日まで英文法書を読んでいて最初はそんな状態にありましたが、
途中で以下のやり方にチェンジしてから学習がかなりはかどるようになり
無事に一冊終えられたので、その方法をシェアします!

1冊がダメなら2冊以上を同時進行してみよう

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1冊ができないのに2冊以上にするなんて、という声が聞こえてきそうですね。
でも実はそんなことないんです。
1冊に絞るとその1冊が難関不落の巨大な壁のように錯覚してしまうことがあるんですよね。

でもそれが2冊、3冊になるとどうか。
仮に3冊やらなければならないとしたら、そのうち1冊ぐらいはまぁ余裕でできるだろう、
とこれまた脳が勝手に判断してくれるようになります。

つまり、1冊しかないとつい自分に甘くなる。
勉強するとすぐ眠気に襲われたり、気づいたら全然違うことを妄想してたり・・・。
逆にあれもこれもやらなきゃならない、となるとそのうち1つくらいは当然できるよね?
とちょっと緊張モードになれるのです。

必ずメインの1冊を決めよう

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というわけで、複数冊にすると脳が錯覚してくれて
甘えモードから緊張モードにシフトできるのでお勧めなんですが、
ここで一つ注意点として、
メインで勉強する本は必ず1冊に絞る、ということが大事です。

複数冊を同時に進行といっても、これらをすべて同じペースで進めるのは不可能です。


時間や重点配分は自由ですが一番大事なのは
①メインの1冊:絶対に計画に忠実に進める。(イメージとしてはこれに全力の85~90%注ぐ)
②ほかの複数冊:ランダムに進める。(メインの1冊のやる気が起こらない時、移動時間、就寝前など)

↑のようにすることです。

ちなみに、今私が取り組んでいる学習書(それ以外も含む)は以下のとおりです。

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この中で、メインは⑤のCore1900になります。これを猛烈に勉強していて、
それ以外はランダムです。

①の池上さんの本は移動時間や休日の朝
②の中国語検定1級は、まだ手をつけていません汗
③の中国語成語(おススメ)は就寝前。
④の特許翻訳のテクニックも就寝前。
⑥のレーザの本はランダム。これは特許翻訳の勉強のため読んでいます。

と、こんな感じですが、私の場合⑤のCore1900に今は90%以上注いでいます。

色んな時間配分ができると思いますが、今ようやく英語学習が楽しくなり始めてきたところなので
もう少し軌道に乗せるまでは重点はほぼメインの1冊に置いています。

こんなにたくさん挙げてしまいましたが、2冊とかでも全然ありだと思います。
他の本は現段階ではあくまでメインの1冊の引き立て役なので(ごめん!)

ちなみに組み合わせ法にもコツがありまして、
なるべく系統の違うもの2冊が良いと思います。
例えばこの6冊だったらCore1900+④の特許翻訳のテクニックとか・・・。

これを「英文法+英単語」とかにすると結構キツいです。
「暗記+暗記」の組み合わせよりも
「暗記+読み物」みたいな感じが良いと思います。

複数冊同時進行の注意点とメリット

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注意点は結論から言うと、
「分散しすぎない」ことです。上の項と少し重複しますが、
メイン1冊が主役であるということは絶対に忘れないようにしてください。

これを忘れて分散しすぎると・・・
勉強が全然進まず、逆にモチベーションがどんどん下がります。

やってもやっても終わらない勉強は苦痛すぎます。
ある程度のスピード感でサクサク進めばそれがまた次のやる気につながります。


次にメリットを挙げると、
①気分転換になる
ずっと同じ勉強ばかりしていると脳が疲労してきます。
私の場合だと今メインが英単語なので、たまに英文字が何の意味も持たないただのアルファベットの羅列に見えてくることがあります汗
こういう時は休み時ですね。あえて全然違う本を読んだりするとリフレッシュできます。

②自分への言い訳ができる・・・
正直メインの1冊を全然できない日もあります。その理由は様々ですが、
そんなときも「ま、今日はこの本読んだし、いっか笑」と自分を納得させられます。
今日一日の収穫をとりあえずゼロにはしない。これは大きいかなと思っています。

あえて別の予定を入れてみよう

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最後になりますが、複数冊同時進行のほかにもう一つ挙げるとしたら
「あえて別の予定を入れる」です。

考え方は上記と同様ですが、結局根詰めすぎは良くないかなと思っています。
そして、時間がありすぎると逆にだらけるという場合もありますので、
たまには勉強以外にも時間を費やしましょう。
勉強のためにあれもこれも削りすぎずにほかの予定も入れてみると
限られた時間くらいはきっちりやらなきゃ!と勉強時間の集中力が高まります。

結論
・メインの1冊を決めて、2冊以上の学習本を同時進行すると、脳が錯覚してメインの1冊の確実な進行が保証されるのでおすすめ。

・分散しすぎると、逆に全然終わらなくなってモチベーションが下がるので逆効果

・たまには他の予定もいれて勉強/遊びのメリハリをつける。

以上です。
メインの1冊の計画的な進め方についてはまた別記事にする予定です